映画@見取り八段 トラックバックセンター

【2012】モナリザは逃がしても人間は逃がさない

2012
〜2012〜



監督: ローランド・エメリッヒ   
出演: ジョン・キューザック、エイドリアン・ヘルムズリー、アマンダ・ピート

公開: 2009年11月



口開けっ放しで見てたら、ヨダレがたれそうになった


古代マヤ文明の予言で2012年12月21日に世界は終わる。
と言う物があるらしい。
あと3年後のお誕生日ケーキに私は死んでしまうらしいです


主人公は何があっても落ちる事はなく、当たる事もなく
元気に生き延びるのは、この手の映画のお約束ですが、
そんなのどうでもいいほど緊張感ありました。

壊れていく世界の映像は凄い
リアルで恐くて泣けてくるほど。

この手のパニック映画の中では、最後まで
素晴らしくのめり込めたと思います。

お決まりの「助け合い」と言う綺麗事も、そんなに
説教臭さは感じられず、自然と涙がこぼれました。

結末にも、それなりに納得しました。

この迫力は、家のTV見るには、もったいないです。
ぜひ、劇場で

とりあえず、あんまり突っ込まないでね。娯楽作品ですよん



ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね



 




人類滅亡をテーマにした映画は、いくらでも作られてるけど、
どうもお綺麗に過ぎたり、ヒーローが犠牲になって
終わったりのお涙頂戴っぽかったり。。。

この映画では、そういう不満は感じられなかった。

こんな状態になったら、もう死んでしまうのが前提。
生き残る方がどうかしてる。

10億ユーロだって〜。。。
年末ジャンボが当たったって助からないって事で。。。

どう助かるか、ではなく、何を残すか。
結局は、人のために動いた者に、人は付いていく。

あんな補佐官なんてさ〜。。。
口先だけの人間の言うことは、最終的には人の心を
動かせないのよ。

私は、ゴードンが可哀想で、可哀想で。。。

飛行機を操縦して、あんな所まで連れて行ってやったのに、
自分がコクピットにいる間に元夫婦はヨリを戻し、
家族は4人でまとまり、自分はあんな死に方。。。

カーティス一家は、もっとゴードンに感謝を


素朴な疑問としては。。。

私は「ノアの箱船」は宇宙船だと思っていた。
もしも、地球が無くなるとしたら、作られる物は宇宙船だと。。。

ああ言う状況で、海って大丈夫な物なの
渦巻きとかに巻き込まれて海底深く沈んじゃったりしないの

えっと、理科系に弱すぎなモンで。。。


もしも、あんな事になるんなら。。。
私は隠さずに3年後に死ぬ事を教えて貰いたい。

10億ユーロは無理だし、特殊な能力もないんで。。。

生き残るとは思えない。
溺れ死んだり焼け死んだりするのはイヤだから、
安楽死できる薬とかが欲しいかも


人間、死ぬとなったら、色々と大切な物が見えてくるかも。
お金より大事な物。自分より大事な物。
それは、やっぱり家族や恋人って事になるのかな。。。


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【オーメン666】ダミアン選びは慎重に

オーメン
〜THE OMEN〜



監督: ジョン・ムーア   
出演: リーヴ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ、ミア・ファロー

公開: 2006年6月6日〜



最近、ホラーに恵まれないので。。。

DVDで何か借りて憂さ晴らししようとレンタル店に行ってみた。
見た事ない物を借りようと思ったんだけど、どれもこれも
地雷を踏みそうな雰囲気だったので、とりあえず、
自分がホラー好きになった原点に帰ろう。。。

と言う事で借りてきた1本。

と言っても、実はこれは2006年にリメイクされた物。
オリジナルである1976年・リチャード・ドナー監督作品は
子どもだったし、さすがに劇場では見てないと思うけど、
TV放映では何度も見ている。

「オーメン」は、ゲロゲロ口から何か出てきたり、
ゾンビがデロデロ出てきたりする物の怪ホラーとは違って、
サスペンスと言っても良い、物語に軸を置いた高尚な作品だ。

音や突拍子もない映像に瞬間的に驚くホラーとは違い、
精神的に追いつめられていく主人公に気持ちを合わせ
芯からゾッとする作りになっている。

物語は聖書の一節「ヨハネの黙示録」をベースとして制作されている。

この聖書と言う物は、ジックリ読んでみると意外と面白く、
なかなかオカルト心をくすぐります。
信仰がない方でも、お暇な時にぜひどうぞ。
(ちなみに私も特に信仰は持ち合わせておりません


で、リメイクは初見だったわけなんだけど・・・・・

え〜。。。ここからはネタばれ含みます。
一度も見たことが無いと言う方に、ひと言だけ。

とりあえず、オリジナルの方を一度ご覧になってから、
リメイクの方をご覧下さい。


オリジナルの方にもショッキング映像はある。
でも、スプラッタな映像溢れる現代では、もうあまり
衝撃的ではないかも知れない。

それでも、とりあえずオリジナルを見てから
リメイクを見ていただきたい。

まぁ、リメイクは、オリジナルにほぼ忠実なんですけれどもね。
すごく大きな相違点があるのです。

そのせいで、リメイクはオリジナルに比べて
大きく質落ちしてしまっている。

その理由は、ネタバレの方で。。。



ここから下ネタバレあります。観てから読んでね


 





実は、オリジナルの方は記憶に遠く、私もハッキリとは
指摘出来ないのである。

オリジナルも一緒にレンタルしようと思ったんだけど、
近所のGEOには無かったのね

自分の中で「オーメン2」ヒッチコックの「鳥」
などの色々なシーンがゴッチャになっていて、
見終わった後に、あれっあのシーン無かったぞ。
と思ったりして。。。

でも、あらかたオリジナル通りだったと思う。

悪魔の子を育てる事になった夫妻。
周りに徐々に訪れる奇妙で恐ろしい出来事。
真実を語る「666」の文字。
父親の葛藤。。。



ただ、オリジナルほど面白くなかった。。。気がするの。

遠い記憶から、掘り起こして考える。

まず、音楽がない
と思った。

あの「オーメン」を象徴する不気味な合唱曲「アヴェ・サターニ」

悪魔の手が誰かに下る時、いつもあの音楽が響き、
緊張感と恐怖感を盛り上げていた。。。
はず、と私の中では記憶されている。

リメイクでは、何か起きる時、何故か無音。。。
おかげでショッキングなシーンが別に恐くも何ともない物に
見えてしまった気がする。

でもね、それよりも大きなオリジナルとの違いがある。

それは、ダミアンなの。

この存在が違う。全然違う。

昔、ダミアンの可愛らしさは巷でも話題になるほどだった。
どこから探してきたんだというほどカワイイ子役。
天使のような無垢な姿。

悪魔の子にはおよそ不釣り合いな悪魔の子。
それがダミアンだったのだ。

父親は、最後、生かしておいてはいけない悪魔の子を
殺そうとするが、あまりの可愛らしさに躊躇する。
その一瞬で命を奪われるのである。

でもね、リメイクのダミアンには、それが無いの。
いや、この子役さんも可愛いんだけどね。

最初から、いかにも怪しそうなの。
どこから見ても悪魔の子って感じなの。
だから同情できないの

父親が躊躇した時、

何やってんだよ悪魔だぞさっさと殺れ

と、心の中で叫ぶ私。。。。。

違ぁぁぁ〜うこのシーンでは見ている者は

やめて〜〜〜ダミアン殺さないで〜〜〜

と、叫ばなければダメなのだ。

そうじゃなきゃ、「オーメン」じゃない〜

このリメイク、06年6月6日だから、ってノリで
作られた映画らしい。

3年以上経って、今だに制作されていないのだから
2は作らない気なのかも知れない。

けど、もしも2を作る予定があるんだったら、
ダミアンは、ぜひともこの世に他にいないほどの
美少年を捜し出してきてね。

悪魔でもいいやってほどの美しさがあってこそのダミアンだから。


今度、もう少し遠出して他のレンタルショップを
当たってみよう。。。
もう買っちゃってもいいや
これを見たら、ものすごくオリジナルが見たくなったから。


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【ゼロの焦点】夢に届かない女たち

ゼロの焦点


監督: 犬童一心   
出演: 広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊、鹿賀丈史、崎本大海

公開: 2009年11月



原作は松本清張氏の有名小説。

映像は素晴らしかった。
昭和30年代初期の何となく暗い空気や、日本が戦争に負けて
立ち直ろう藻掻いている影や、復興最中の町並みや・・・
汽車や建物などの小道具・大道具含めて、時代感が
素晴らしくよく出ていたと思う。

ストーリーは、松本清張のサスペンスの中では比較的
簡単に理解出来てしまう簡単な物。
サスペンスを見慣れた人ならば、カラクリはすぐに解けてしまうので、
そこに重点を置いて見てしまうとガッカリしてしまうかも。

文芸作品としての雰囲気を楽しむのが良いと思います。


難は実は、役者さんにある・・・かも

まぁ、主役の人は何かに出る度に言われる事なので
今さらグタグダ書いても仕方ないんだけど・・・

文芸作品の主演には、およそ合わないと思います。

「ヴィヨンの妻」の時は、あまりセリフも無く、飲み屋の女の
役だったので、あの喋りも私はあまり気にならなかったんだけど、
主演女優で、ナレーションをずっと映画の間中聞かされるとなると
かなりキツイものがある・・・

最初から解っていた事ではあるけれど、
中谷美紀さんに完全に食われてます

まぁ、これを逆に言えば、中谷美紀さんは、素晴らしかった。

彼女のファンならば満足な映画でしょう。
私は彼女のファンなので、そういう意味では見応えありました

また役柄的にも、中谷美紀さん演じる室田佐知子には共感できたけど、
主役の禎子にはまるっきり共感できなかったので、これはこれで
良いのかも・・・


3人の女優陣以外は地味なキャストなので、崎本大海くんの
イケメンぶりが光ってました
テレビドラマサイズの人だと思ってたけれども、
スクリーンでも充分、映えるしね。
さっさとヘキサゴンなんかからは足を洗って、
役者に専念した方がいいよ〜。


エンディングは、どうして歌にしたんだろう。
バックに流れる北陸の海に中島みゆきの歌はハマってはいたが、
何だかテレビドラマのような安っぽさを感じてしまったわ〜。

と言うか、松本清張氏の映像化された作品は、テレビドラマでも
名作がたくさんあるので・・・・・

これも2時間ドラマで良かったんじゃないかな、っと言う気がします



ここから下ネタバレ観てない方は観てから読んでね





 





貴女は私の夢を奪った!

と、禎子は言う。

でも、結果的には夢を掴み取る事なく死んでいくのは
佐知子と久子だけなのだ。

禎子は、たぶん、何不自由なく育って、お見合いして、
奪われたと言っても憲一が夫であった時間は短く。。。

時代に多くの物を奪われ続けてきて、やっと手にできるかも、
と言う所までこぎ着けた佐知子や久子に比べると、何と恵まれた
人生だった事だろう。

この恵まれたお嬢さんが、佐知子の演説中に「マリー!」
叫んだ瞬間には、引っぱたいてやりたくなった。

傷のない人生を送ってきた女には、人を陥れてまで
幸せを求めた女の傷が理解出来ない。

確かに結末的には3人の女の悲劇を作ったのは、あの時代だけど。

たぶん禎子は理解していないだろう。
自分の夫を殺した女を殺したのは自分だと言う事を。

そして、東京の実家で、優しい母の元で、しばらくノンビリ暮らしたら、
また再婚するだろう。
そう、あんたの夢は、生きていればいくらだって叶う夢なんだよ。


そんな感じで全く共感できないお嬢さん禎子を演じたのが
共感出来ない演技の広末涼子だったのは幸いだったかも。。。

上映中、心から嫌う事が出来たから

私、昔はヒロスエって好きだったんだよね。
ヒロスエ10代の頃はね。。。
あのまんまの感じでこういう作品に出ちゃうのは、ちょっと
「タイムマシーンはドラム式」みたいな元気な映画に
出してあげればいいのに。。。その方が似合うのに。
「おくりびと」以来、方向性が間違ってる気がします


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